安全装置について

バケットが脱落し噛みこんでしまったりした場合、

機械の破損を最小限にとどめる為、

コンベアをストップさせる安全装置を設置しております。

①トルクリミッター(機械的な安全装置です。)

バケット仕様(材質、サイズ)も、機長も、搬送物の比重、搬送能力も様々ですので、

各コンベアのトルクにあったトルクリミッターを選定して取付けます。

駆動部のシャフトに取り付けて、

過負荷の際に、

摩擦板で挟み込んでいる駆動スプロケットが滑り、

モーターの動力をコンベアに伝動させない構造です。

このトルクの調整は、調整ボルトにより摩擦板を押し付ける力を変え、調整します。

チェーンカバーの中に・・・
いました。駆動シャフトとトルクリミッター(写真は、型式:TL500)です。120度に振分配置されたボルトがトルク調整ボルトです。

トルクリミッターが作動した時、コンベアが止まったことを電気的に知らせる為、近接スイッチをセットで取付けます。

シャフトの不回転を検出 ⇒ コンベアのモーターや、前後装置に停止信号を出します。

②ショックリレー(電気的な安全装置です。)

過負荷時の過電流を検知し、コンベアや前後装置を停止させます。
制御盤に組み込みます。